去る１１月２３日に「おやこ国際理解講座（ブラジル編）」を大垣市スイトピアセンター料理実習室で、小学生とその保護者の皆さんを対象に、（一財）自治総合センターの助成のもと開催しました。
　前半は、講師でブラジル生まれの小池由実さんの指導のもと「トウモロコシのケーキ」を調理（ケーキは持ち帰り）しました。“意外と簡単！”との感想をいただきましたが、お味はいかがでしたでしょうか？
　後半は、当日ボランティアでサポートいただいた古川カチアさんを交え、日系ブラジル人から見たブラジルとブラジル人について、当協会のブラジル人日本語学習者の協力を得て行ったアンケート結果も紹介しながらお話を進めました。ブラジルを離れ日本に住むブラジル人の気持ちとしては「ブラジルは社会的な問題を抱えている。でも愛着のある母国であり、ブラジル社会が良くなって欲しいと望んでいる」ことや、「ブラジル人は心が温かく、家族や友人と幸せを分かち合う時間を何より大切にしている」ことなどをお話ししました。
　“お国柄”というものは、一定期間深くその国の人々と関わらないと具体的な理解が難しい事柄ですが、今回の講座で少しでもブラジルと“ブラジル人の心“について参加者の皆さんの理解が深まったことを願うばかりです。
★ケーキのレシピは協会フェイスブックに公開しています。ぜひお試しください！



● ［関連ファイル］ 募集チラシ