世界の文化・特色を紹介するイベント「多文化交流サロン」を開催しました。今回はブラジル、ベトナム、バングラデシュの各地について３名の方にご紹介いただきました。２２名の方にご参加いただきました。

講師は以下の皆様にお世話になりました。
岩本　千恵美　シルビアさん（公益財団法人岐阜県国際交流センター　国際交流員）
トラン　ミン　ドクさん（岐阜経済大学　留学生）
モハンマド　アリフル　イスラムさん（市内在住外国人）

岩本さんには、始めにブラジルの概要紹介として、地方ごとの特徴や有名なものの紹介をしてもらいました。その後、「食」をテーマにして、典型的なメニューや日本との違いの紹介がありました。ポルキロと呼ばれる量り売りのお店がたくさんあることや、ホームパーティが大好きな国民性である、などいろいろなお話がありました。
ドクさんからは、ベトナムと日本の習慣の違いについてお話がありました。初対面の女性に対して年齢をたずねることは、日本では避けたほうがよいとされていますが、ベトナムではよくあることだそうです。それには理由があって、ベトナム語には『自分と何歳離れているか』『自分の父親より年上か』など年齢によって呼び方が変わるルールがあるため、会話をするときに年齢を知っていないと不便だから、だそうです。ほかにも、お礼の言葉に対する考え方や食事の習慣などについて、いろいろな違いを聞くことができました。
アリフルさんからは、バングラデシュの概要についていろいろな面からお話をしていただけました。めずらしい動植物や世界一長い砂浜があることなどの自然のお話、お祭の時などにするボディペイントの「ヘンナ」のお話など、多岐にわたってご紹介いただけました。

また、ブラジルの軽食の試食も行い、パステウという揚げたパイを体験していただきました。具材の種類が豊富なパステウですが、今回の具はチーズと牛ミンチでした。ほかにも、市内のブラジル人ショップで売っているブラジルのお菓子やマテ茶もあり、たくさんの人にご好評をいただけました。

大垣国際交流協会では、今後も外国文化をご紹介するイベントを実施してまいります。協会ウェブサイト等でもお知らせしてまいりますので、ぜひご参加ください。

ドクさんの発表	アリフルさんの発表
パステウ